Saturday, April 26, 2014

Alain, Propos Sur Le Bonheur, 1928

One of my best 5 books.
I do not know a book more beautiful than this.



僕がこれまで読んだ本の中で間違いなくベスト5に入ります。

日々の生活を楽しくものにするための、心も持ち方についてのヒント、知恵がどのページにも含まれています。とても簡明な文で書かれているのにとても新鮮。

アランは、人間観察の天才です。解説によると誰かが「この世でもっとも美しい本」と呼んだらしいです。私も賛成です。この本より美しい本を知りません。

僕は30台中盤になって読みました。この本を10代で読んでいたら、また違った読み方になって、その後の僕の生き方も違ったものになったと思います。いずれにしても、アラン、訳者の神谷幹夫さん、出版社に感謝します。

印象に残った文を少し挙げます。
p.98 「人はみな,己の欲するものを得る」
「望んでいるものは何でも、人を待っている山のようなもので、取り逃がすこともない。しかし、よじ登らなければならない。」

「どんな小さな努力でも、それをすることで、無限の結果が生まれてくる。」

「悲しみとはけっして高貴なものでもなければ、美しいものでも有益なものでもないと考えることから始めよう。」

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iwanami


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