Saturday, February 10, 2007

Sunday, February 04, 2007

国家の品格 藤原正彦

なかなか納得させられた。
僕もアメリカ的な考えは好きではない。
こんなメッセージが面白く書いてありました。
- 教養と道徳を身につけろ。
- 若いうちに名作を読め。
- 弱い者を助ける時には、力を使っても良い。
- 論理がすべてではない。論理には出発点が必要。出発点を決めるには「情緒」が必要。
- たがが経済。
- 本当のエリートとは、広い視野を持って、国民、国家のために潔く命を捨てる事ができる人。

なんとか稲造の「武士道」の紹介本です。

2006年のベストセラー。100万部以上売れたらしいです。
僕もいつかベストセラーを書いてみたいです。

岳物語 椎名誠

父(40代)と長男(保育園から小学生)の1980年代を舞台にした暖かで、ささやかで、ちょっとせつない日常物語です。

もう20年以上も前に出た本です。僕はもう3回以上読み返しました。

高校か大学の頃、初めて読みました。その時はだた愉快で、とても内容の軽い話だなと感想を持ちました。その頃からシーナの本は好きでした。
2回目は、海外生活をしていた時です。どうしても日本語のゆるい本が読みたくて、オランダのホテルオークラの書店で3倍くらいの値段の文庫本を奮発して買いました。それで高級なウイスキーのようにちびちび読みました。良いストレス解消でした。
そして3回目は、自分が保育園児の父となってから、なんとなく読みたくなり、文庫本を買いました。なんとなく父シーナの楽しさ、切なさがわかるように気がして読んでいます。

父と息子の愉快で楽しい日々、そんな時期は息子が小学生、中学生までですかね。10年くらいですね。お互いの人生の中では、あっという間です。男の人生の中で、父から息子に何かを伝える期間なんでしょうか。

僕もこんな物語を書いてみたいです。

日本百名山 深田

(2007-2-4)
日本には良い山が沢山あります。その中から選りすぐって100の山を選んだ書です。
山登りの間では有名な本です。一つの山について5ページくらいで簡潔に、しかも濃い内容、うんちくで紹介されています。1960年代に書かれた本ですが、今よんでもかえって新鮮です。

多くの人がこの百名山の完登を目指しています。僕もその一人です。この本を見つけてから、目指し始めました。ちなみに、これまで登ったのは、10程度かな。

あなたの知っている山は入っていますかね?基本的に見た目の雄大さ、美しさ、標高、その山の歴史あたりを参考に割と主観的に選んだようです。当然富士山も入っています。割に有名な山が多く半分以上は、日本アルプスに集まっています。

日本は山の国である。山が国を作っている。多くの町から山が見える。富士山なんか北関東から中部地方の端のほうまでの広い領域から見る事ができます。山は巨大である。山を見れば、山に行けば人間の小ささがわかります。

なぜ山に登るのか? そこに日常がないから。自分と自然があるだけだから。自分の体と自然が直接に向き合うことができるから。

(僕が理想とする)山にはあ山には、コンビニも、トイレも、病院も、車も、学校もない。会社も新聞もない。川がある、温泉もある、空がある。先達の道がある。

(2015-05-24)
amazon review
http://goo.gl/IasYaH

Saturday, February 03, 2007

鎌倉 2007-2-3

鎌倉レンタルサイクルレンタサイクル

grove 鎌倉
鎌倉駅から、徒歩5分、祝・土・日 10:00〜20:00

(2007-2-3 Sat.)
午後から青葉台、藤沢経由で稲村ケ崎へ。
江の電、鎌倉高校前からゆったりと散歩、海岸沿いを極楽寺周辺まで、ぐるっとまわって
稲村ケ崎温泉へ。

稲村ケ崎温泉
こじんまりした感じ、人が少なくて良い。
狭いけど、空が見える露天あり。1200円の価値あり。

その後、直ぐそばの稲村食堂で紅茶とケーキ。日が沈むのを見ながら。
禁煙だったらよかったなあ。ちょっと一人で、テーブル席はいずらいな。