Thursday, July 17, 2014

継続は力なり

ちりも積もれば山となる。

どんな高い山でも一歩一歩登って行けば,いつか頂上にたどり着く。
どんな鈍い亀でも少しずつ進めば,ゴールにたどり着く。
何事も途中で抜けだしたり,中途半端は時間の無駄だ。
一度やると決めたら,最後までやり通す。

走るのに疲れたら,歩けば良い。
歩くのに疲れたら,休めば良い。
体の疲れは,休めば取れる。
自分のペースで,自分の道を進めば良い。

つまらないこともあるだろう。辛いこともあるだろう。
うまくいかないこともあるだろう。
人に負けることもあるだろう。
そういう事は,全て自分を鍛える「壁」だと思えば良い。
そういう壁を一つ一つ乗り越えて行く事が自分を成長させる。

なぜ,つまらない事をしてまで成長しないといけないのか?

人間以外の動物の生き方を見てみよう。生きていくのがどれだけ大変か。
何もしないと簡単に死んでしまう。動物は,弱肉強食の世界に生きている。
どんな動物もつまらないから,生きるのも止めようとは思わない。

人間は,他の動物とどう違うのか?
もしかしたら,他の動物より肉体的には弱いかもしれない。
でも人は,社会を作って,他の動物より優れた生き方を選び,手に入れた。

社会のおかげで,病気になっても,働く力が無くても生きていける。
社会が成り立っているのは,だれのおかげか。
救急車の運転手が,つまらないからといって,仕事を止めたらどうなるか?
警察官が,死ぬのが怖いから,仕事を止めたらどうなるか?
プロのサッカー選手が,懸命に戦わなければ,だれが見に行くか?
学校の先生が,部活の面倒を見てくれなかったら?
社会を作っているのは,一人一人の仕事。

中学生の仕事は,学校に行って体を作る事,仲間を作る事,自分の得意なことを探す事。
社会の中で働く力を作るのが学校。
「継続は力なり」ということを自分の体験で学ぶのが学校。

毎日,早起きする,
休みの日以外は,毎日,学校に行く。部活をする。
毎日,走る。英語を聞く。本を読む,新聞を読む。
友達を作る。ボーイスカウトに参加する。家の手伝いをする。部屋の掃除をする。
どれも,積み重ねで,いつか大きな経験として自分の体に残って行く。

止めたくなったら,
カブスカウトをやり通した事,
大人に交じって南島までカヤックで行って帰ってきた事
を思い出そう。
小学六年生の夏に行った信越トレイル,毎日毎日,長い道のりだったけど,ゴールまで歩き通した。

No comments: