どんな高い山でも一歩一歩登って行けば,いつか頂上にたどり着く。
どんな鈍い亀でも少しずつ進めば,ゴールにたどり着く。
何事も途中で抜けだしたり,中途半端は時間の無駄だ。
一度やると決めたら,最後までやり通す。
走るのに疲れたら,歩けば良い。
歩くのに疲れたら,休めば良い。
体の疲れは,休めば取れる。
自分のペースで,自分の道を進めば良い。
つまらないこともあるだろう。辛いこともあるだろう。
うまくいかないこともあるだろう。
人に負けることもあるだろう。
そういう事は,全て自分を鍛える「壁」だと思えば良い。
そういう壁を一つ一つ乗り越えて行く事が自分を成長させる。
なぜ,つまらない事をしてまで成長しないといけないのか?
人間以外の動物の生き方を見てみよう。生きていくのがどれだけ大変か。
何もしないと簡単に死んでしまう。動物は,弱肉強食の世界に生きている。
どんな動物もつまらないから,生きるのも止めようとは思わない。
人間は,他の動物とどう違うのか?
もしかしたら,他の動物より肉体的には弱いかもしれない。
でも人は,社会を作って,他の動物より優れた生き方を選び,手に入れた。
社会のおかげで,病気になっても,働く力が無くても生きていける。
社会が成り立っているのは,だれのおかげか。
救急車の運転手が,つまらないからといって,仕事を止めたらどうなるか?
警察官が,死ぬのが怖いから,仕事を止めたらどうなるか?
プロのサッカー選手が,懸命に戦わなければ,だれが見に行くか?
学校の先生が,部活の面倒を見てくれなかったら?
社会を作っているのは,一人一人の仕事。
中学生の仕事は,学校に行って体を作る事,仲間を作る事,自分の得意なことを探す事。
社会の中で働く力を作るのが学校。
「継続は力なり」ということを自分の体験で学ぶのが学校。
毎日,早起きする,
休みの日以外は,毎日,学校に行く。部活をする。
毎日,走る。英語を聞く。本を読む,新聞を読む。
友達を作る。ボーイスカウトに参加する。家の手伝いをする。部屋の掃除をする。
どれも,積み重ねで,いつか大きな経験として自分の体に残って行く。
止めたくなったら,
カブスカウトをやり通した事,
大人に交じって南島までカヤックで行って帰ってきた事,
を思い出そう。
小学六年生の夏に行った信越トレイル,毎日毎日,長い道のりだったけど,ゴールまで歩き通した。
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